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2007年8月14日 (火)

二つのお墓参り 

13日のお盆の入り、
実家と嫁ぎ先両方のお墓を守っている私はその日は結構忙しい。

ゆえに前日にお掃除だけは済ませておく。

2日に亘るので面倒な気もするが、この方がきちんと
掃除出来るし、当日は家族で落ち着いてお参り出来る。

腹が立つくらいの猛暑の中、私一人で2ケ所の寺で雑草を引き抜き、
持参したボロキレを濡らし
丁寧にグッグと墓石を磨く。

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今ではすっかり簡略化されたお盆の行事、

かって皆そうした様に、実家でも ナスやキュウリで牛や馬を作り、
盆棚に供えていた。

割り箸を二つに折って足を作ってナスに刺し、
母は更にご丁寧に尻尾まで付けて(笑)、リアルさを出してた。

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汗ビッショリになって掃除を終え、実家の寺の石段を降りる。

ここは山寺なので石段の急な勾配が心臓の弱かった母には
きつかったので、大体父と姉二人、そして末っ子の私とで
お彼岸、お盆とお参りに行っていた。

  ここに来ると沢山の思い出が蘇える…。

たいした娯楽もなかったあの頃、お墓参りの後は
近くの遊園地で遊び、お弁当の海苔巻きを母の分も買ってバスで帰り
扇風機に当たりながら家族5人で遅いお昼。

ハンバーガーもフライドチキンもない時代、
安い海苔巻きがとてもおいしいと思えた時代。

当時の両親の年をとっくに過ぎて車でサッサと来てる私、
いつも最後に階段の上を振り返る。

そこに昔の私達がいる気がして…。
もういない父の若い姿が見える気がして…。

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「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

どうして私も懐かしくなるんでしょうね。
小さい頃、ファーストフードは有害だと、なかなか食べれなかった私はこっそり友達と隠れるようにポテトを食べたりもしましたが。

家族そろっての思い出。
先祖を偲ぶ心。
それ以上に家族を結ぶ季節季節の節句。
まだ20代も前半の頃、生意気にも
「人間は一人で生きていくもの」と、家族であってもそれぞれが独立すべきものと、思っていました。
きっとそれは当然なのだろうけど、最近は家族だからこそ大切に、できれば近くにいてあげたい。いることが結局は親にも、自分にも、子供(いないけど)にもいいことなんだろうなと思うようになりました。

(記事のテーマとちょっとずれててすんまそん。)

投稿: すう | 2007年8月14日 (火) 18時12分

読み終えて胸が熱くなります
振り返るバルさんの気持ちに…涙が~…

バルさん頑張ってられるのですね
良い奥さんしてますね~

私も身体が悪いのでお墓の掃除は主人がしてくれます
タオルと歯ブラシでゴシゴシ キュッキュッ!
暑いのに~悪いなぁ~と申し訳なく思ってます

先にお掃除を済ませてみんなでお墓参りをされる
バルさんは今更ですが素敵な方ですね (*^。^*)

投稿: ちゃこママ | 2007年8月14日 (火) 19時09分

ちゃんと役目をはたされていて、
バルおばさん、やっぱりすごい!

あたり前のこと、
が、私にはなかなか出来ないです。

投稿: nori | 2007年8月14日 (火) 20時04分

 ばるおばさん こんばんわ お盆の季節が来て大変と思いますが,墓掃除をちゃんとしておかないとあの世に行ってから仏様にしかられますので良くしておいてください。わたくしもお彼岸には墓参りに良く行きます。自分が行っていないと息子・娘が来なくなりますので気をつけています。

投稿: kenken | 2007年8月14日 (火) 20時11分

バルさん、胸がいっぱいです。
 猛暑の中で2箇所のお墓参り、お墓のお掃除、暑かったでしょ。バルさんは立派な主婦ですね。
そして優しい女性ですね。
いつも色々な場面で思います。
 子供の頃は何処へも連れて貰えなかった私も、何処へでもええ、母と一緒ならと喜んでついて行きました。

 私の場合は京都市内でしたので、朝早く起きて、歩いて行きました(電車賃をしまつして)。それでも嬉しかった。飴玉一つもらえなかったけど嬉しかったです。お盆に相応しい良い記事で私も懐かしかったです。

投稿: コスモス | 2007年8月14日 (火) 21時23分

 バルおばさんのそういうところを
ご先祖様はきっと見ていますよ
そして お盆にきゅうりの馬に乗って
急いで来てくれますね。
そして 安心してなすの牛でゆくっり帰って
いくことでしょう。
 がぱは バルおばさんの日記を読んでいて
見習わなければならないところが
たくさんあります。

投稿: がぱちん | 2007年8月15日 (水) 01時36分

バルさん
昨日の猛暑の中、私も墓の掃除をお参りを済ませました墓石焼け付いてて、水を掛けると湯気があがります、
いい、お話ですね、振り返ると、幼いバルさんと
お父様に、お母様が居るのですね、私は母に良く来たねと言われた気がしました、墓掃除をして、お花に、
お線香を供えると、気分がスッキリしますね、
素敵だわ、バルさんが振り返った風景画、

投稿: mitirin | 2007年8月15日 (水) 11時00分

2つのお墓を守ってるなんて すごいわぁ。
お盆は墓参りに行くだけでも大変なのに・・・(うちの墓は山の上なんです;)

ナスやキュウリで牛や馬・・・
これって ずっと謎なんですよ。 なぜ馬?(笑)
広島にはない風習なのです。

投稿: M | 2007年8月15日 (水) 18時05分

トウモロコシのひげ付き茄子牛・・・すばらしい!
思わず見とれちゃったわ。お茶目な所はお母様似ですね、バル子ちゃん。
実家に行くと母の幻影があちこちから
笑いながら顔を出して来ます
どうしようもなく、懐かしい。も一度会いたいな~

投稿: 三日月 | 2007年8月15日 (水) 20時17分

こんばんは。先日訪問していただきありがとうございます。大映旧作ガメラと間違えました。ゴメンナサイ。 お墓に行くといつも思うのは、あの場所は時間が止まっていることですね。あるいは時間が圧縮されているのです。一緒に拝んだ子供のちっちゃいモミジみたいな手や、去年死んだおじさんの、ろうそくに火をつける時の老いた手が目に浮かびます。

投稿: スタンリーメタボリック | 2007年8月15日 (水) 21時36分

遅くからごめんなさい。
いつもながらバルさんの話、みんなの心に沁みる
ものがあります。みんなその時代を過ごして来た者だからでしょう。
お墓を守る・・・大変なことです。
他の家族(長男以外の・・)たちは当たり前の
様な顔をして、お墓参りだけにやってくる。
私達がそうでした。(主人の実家)
今思えば長男の嫁・・・大変だったと改めて今頃
感じます。

ごめんなさい・・・はずれてしまいました。

バルさんの石段を見上げる姿、ジーンときます。

投稿: pomodoro0208 | 2007年8月16日 (木) 01時19分

お墓のお掃除、ご苦労さまでした。
オヤジの家も、以前は随分遠いところにお墓があったのですが、何分にも高齢化のため、親戚であるお寺の納骨堂へお引越しをしました。2年ほど前のことです。 その方が、楽でもあり、また毎日お経があがるので、絶対にイイと思っています。

昔のお盆は、親戚が集まり、楽しかった思いでがあります。 やはり、少子化なのでしょうか?

投稿: reev21 | 2007年8月16日 (木) 12時37分

こんにちは、ますます暑いですね。お墓参り、おつかれさまです。私は幸いにも両親健在ですが、いつかバルおばさんのような気持ちになるのでしょうね。今日も猛暑、クーラーのある部屋でおとなしくしているひーちゃんです。

投稿: ひーちゃん | 2007年8月16日 (木) 12時50分

バルねーさん、こんにちは。
お墓に野菜・・・???
何故なんでしょう?
地方によっては風習が違うのであれなんですが、
私の地方では、迎え火、送り火!?があります(最近知りました)。
祖父のお墓には行き沢山お水をかけてきました。
母親のお墓は、訳あって300キロぐらい離れており、
思いついたら即実行って言うのもできないので、心の中で思うことぐらいしかできません。

投稿: 海 | 2007年8月16日 (木) 17時45分

>すうさま
PCの具合が悪かったのでご返事遅くなりました。

其々が自立してるのは家族といえども大事な事だと
思います。ただ血縁というのは理性を超えたもんだなと思うようになりました。私は自営業の妻で義父母、
小姑までいた家に来ましたが、何十年?たっても
原点は実家です。

投稿: バルおばさん | 2007年8月16日 (木) 23時12分

  >ちゃこママさま
いえ~、いい妻じゃないです…。ただせっかちなんで
(笑)、墓地で手間がかからないように早目に掃除
しとくだけなんです、すいません、へへ。

投稿: バルおばさん | 2007年8月16日 (木) 23時16分

  >noriさま
それがたいしたオバサンじゃないんですわ。
仕事だけは胸張ってキチンとやってると言えますが、
後は相当手抜きです。群馬の働き者の奥さんに比べると、いい加減なものです。

投稿: バルおばさん | 2007年8月16日 (木) 23時19分

  >kenkenさま
子供は親を良く見てますからね、私なんかかなり
手抜き母だから、気をつけないといけません。

投稿: バルおばさん | 2007年8月16日 (木) 23時21分

  >コスモスさま
いやいや、恥ずかしいです。立派でもなく優しくも
ない普通のおばさんです。
ただ長男の嫁はどうしても雑務?が多く、年代的にさすがにやらない訳にはいきませんので。

コスモスさんは本当にお母さまの事が大好きだったのですね、追慕の気持ちがとても感じられます。

投稿: バルおばさん | 2007年8月16日 (木) 23時26分

  >がぱちんさま
若いけど がぱちんさんもよく頑張ってますよ。
近くのお義母さんに可愛がってもらえて、
もう甘える人がいない私は羨ましいです。

投稿: バルおばさん | 2007年8月16日 (木) 23時30分

  >mitirinさま
今年は特別の暑さでトホホでしたが、13日に2ケ所
回るには前日の掃除は必須です?
掃除が終わると、確かに終わると気持ちがスッキリしますね。

投稿: バルおばさん | 2007年8月16日 (木) 23時35分

  >Mさま
えっ、馬って全国区かと思ってました、小説なんかにも出てくるし。やはり日本は広い!
馬や牛はご先祖の霊がこれに乗ってくるからなんだって。ナスやキュウリはちょうど季節の野菜だからでしょう。
私の小さい頃は送り盆の日、これらにお供え物をマコモに載せ、川辺に供えました。

投稿: バルおばさん | 2007年8月16日 (木) 23時42分

  >三日月さま
亡き母はナスにぐっさり穴を開け、「はい、尻尾」と
トウモロコシの毛を刺してました。
貧乏だったけど、ノンキな人でした。

投稿: バルおばさん | 2007年8月16日 (木) 23時46分

  >スタンリーメタボリックさま
そうですね、そこだけ時間の感覚が違ってますよね。
亡くなった人はずっとそのままで、愛してるから
記憶は褪せませんね。
ど忘れが多くなった私ですが?家族の色々な
思い出はまだ鮮明です、ほっ。

投稿: バルおばさん | 2007年8月16日 (木) 23時50分

  > pomodoro0208さま
実家のお墓は山寺の一番上にあり、下の駐車場から
よく見えるんです。
途中までは舗装された急な石段を見ると、よくもまあ
あんな急な石段を小さいのに登ったもんだと、
今更ながら感心しちゃいます。

投稿: バルおばさん | 2007年8月16日 (木) 23時56分

   >reev21さま
うちも子供達は東京で働いてるから、二つのお墓は
やがて重荷になってしまうかもと思う時もあります。
少子化の影響はあるかも。

投稿: バルおばさん | 2007年8月17日 (金) 00時00分

  >ひーちゃんさま
群馬はあっつい!!お墓参り以外は殆ど遠出を
しないで私もクーラーつけて引きこもってました。

投稿: バルおばさん | 2007年8月17日 (金) 00時03分

とうもろこしのシッポは素晴らしい!見たこと無い。
ちょいと後ろめたいけど、うちのお墓は徒歩5分。
いつもは12日に私が墓掃除に行くのよ。
お墓にスポンジとか置いてるし、バケツも家から持って行けるし。
そして本堂にある礼拝堂のお掃除をして帰ってました。
子供の頃は父たちが藁で作った精霊舟を海に入って沖まで押していって流してましたね。
禁止された後もみなおまわりさんが通り過ぎるのを見張ってて流してました。
うん、懐かしいなぁ。あの時舟を流していたおじさんたちも今はいません…。

投稿: ねこおばさん | 2007年8月17日 (金) 00時10分

  >海さま
迎え火、送り火は全国的です。

野菜の件は、ご先祖さまの霊が野菜で模った馬や牛に乗って来るという事で、お墓にお水をかけるのはご先祖様の口が乾かぬようたっぷりのお水をあげるという事です。
地方によってはお葬式の時、沢山の水をお念仏と共にあげる風習もあります。
はっ!すみません、すごい年寄りっぽい話になって
しまいました(笑)。

投稿: バルおばさん | 2007年8月17日 (金) 00時13分

  >ねこおばさんさま
トウモロコシのシッポはたまに何かで見ますね。
本堂のお掃除をしてたんですか、それはエライ!

精霊舟、こっちでも昔は紙で作った小さい灯籠を
川で流してましたが、川が汚れるので大分前から
禁止されました。寂しいけど、しかたないですね。

投稿: バルおばさん | 2007年8月17日 (金) 00時31分

初めましてtotiさんのところから時々おじゃましていました。今回あまりにもじーんときたのでコメントさせていただきました。実家も母が色々お供え物作ってました。禅宗なのでお盆の間は食事も精進でしたし、蝉取りも殺生だと禁止されてました。お迎え団子から始まって素麺、かやくご飯、おはぎ等々母はいつも台所にいました。色々手伝わされたりお盆は遊びにも行けずぶーぶー言っていたことも懐かしい思い出です。思い出させて下さってありがとうございました

投稿: Nicole-ay | 2007年8月17日 (金) 22時27分

  >Nicole-ayさま
おいで頂き有難うございます。私もtotiさんのところでいつもお洒落なコメントを読ませていただいてます。
お父様の新盆だったのですね…、私の両親は私が
30代半ばあたりで亡くなりました。もっと
親孝行しておけばよかったと当時は後悔したものです。
Nicole-ayさまは大変な思いをされましたね、実の
親子であればこそ忘れられない思いでに変わります。

投稿: バルおばさん | 2007年8月17日 (金) 23時09分

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