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2007年3月10日 (土)

春の幻

近くにあるT市の美術館
庭の中に洒落たレストランがあり、おいしく尚且つ
リーズナブルなので時々友人とお茶兼散策にでかける。

ある花曇りの日、美術館の奥手にある小さなフランス風のアトリエの
裏庭に廻った。そこは小さいがよく手入れされている。

すると先の方から何か笛の音が聞こえてくる…。
日本のその音色とはまた違う哀愁のある響き。

なんか中国の楽器みたいだなぁ…でもなんでここで
聞こえてくるの…?
友人二人と小道を辿っていくと、そこには

    !!!
    
  あらら、なんてロマンチックなこと!





1_13

わかい男性二人が日本の笛より長めの笛をゆったりと吹いていた。

聞けば、中国人の学生でここは静かなので
練習してたとの事。

そして私達の図々しいお願いを(多分)快くきいてくれ
2曲も演奏してくれた。


これが若い女性だったら、なんて素敵なシチュエーションざんしょ!

小川の流れる木々の中、笛の音につられてやってきた女性が
自分達だけのために異国の音楽を演奏してもらえる…


しかし現実、目の前には      おばさん…
リアルおばさん…  まっこと申し訳ない
2_12

その後も何回かそこに行ったが、彼らに会うことは
2度となかった。

私らに懲りてそこには死んでも行くまい!と誓ったのか
そもそも幻だったのか。
3_2

私はその美術館に行くと
今でもその時のことを思い出す。


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「雑念」カテゴリの記事

コメント

そのとき おひねりのひとつでも渡していれば(違っ)

きっと その美術館を訪れた人たちが
次々に即興を求めるので イヤになったんですよ~~。
今も きっとどこかで そのおにーさんたちは
静かな場所で 笛を吹いてると思います。

投稿: M | 2007年3月11日 (日) 16時37分

>Mさま
あ~!!そうかもっ。
しかも最初の聴衆が私達ではね…。
でもほんと素敵なひと時でした(私達はね)。

投稿: バルおばさん | 2007年3月12日 (月) 15時57分

きっとお国に戻られたんですよ。
自分たちの奏でる笛の音に耳を傾けてくれた
素敵な日本女性たちに
後ろ髪をひかれる思いで・・・

投稿: よよよ姐サン | 2007年3月12日 (月) 16時17分

>よよよ姐サン
いっや~ん、すごい眼力!
よよよ姐サンてば、正直なんだからあ。
(ニヤニヤ、デレデレ)

投稿: バルおばさん | 2007年3月12日 (月) 16時44分

夫が入院中、中国人の青年と同室になり、話は片言だけれど親しくなりました。4人部屋に2人だったから。
退院時にデジカメで写真撮って、中国に帰ったら住所知らせて、写真送るからと・・・
きません。夫はがっかりしています。
事情があったと思われます。

投稿: うどん | 2007年3月13日 (火) 17時54分

>うどんさま
まったく近頃の若いもんときたら
純粋無垢な日本男児をがっかりさせてしようがないです。
学習した分、次からはしっかり約束を
守らせましょう。

投稿: バルおばさん | 2007年3月13日 (火) 21時05分

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